雲田はるこがキャラクター原案を担当したテレビアニメ「舟を編む」の新アニメビジュアルとキャストが発表。
口下手ながら玄武書房の営業部員として働く馬締光也役には櫻井孝宏、辞書編集部に所属するも辞書への関心が低いチャラ男・西岡正志役には神谷浩史が演じる。また馬締の下宿先「早雲荘」の大家の孫娘・林香具矢役には坂本真綾が務める。アニメビジュアルには3人とともに、「人をつなぐ-言葉を編む」というキャッチコピーが描かれている。
メインスタッフも公開となり、監督には黒柳トシマサ、シリーズ構成は佐藤卓哉、キャラクターデザインは青山浩行が担当。アニメーション制作はZEXCSが担当。
雲田はるこからのコメントが公開「『舟を編む』連載開始当初から、担当さんと二人で“世界一の『舟を編む』ファンである”事を自負してまいりました。そんな大好きな作品が、発刊から長年に渡って愛され続け、ついにアニメ化です」と語る。
フジテレビのノイタミナ枠では、最新PV動画を公開。動くキャラクターの姿と彼らの声が初公開となった。
三浦しをん原作「舟を編む」は、玄武書房に勤める馬締光也が個性豊かな面々と新しい辞書「大渡海」を編み上げる姿が描かれたた長編小説で、2013年には実写映画化を果たした。10月7日発売のITAN34号(講談社)では、小説の連載時から挿絵や装画を手がける雲田はるこによるコミカライズ連載が短期集中で始動。アニメは10月よりフジテレビ系のノイタミナ枠にて放送を開始する。
・「舟を編む」アニメ化告知PV
キャラクター設定
馬締光也(CV.櫻井孝宏)
玄武書房・第1営業部に所属。営業マンではあるが、口下手で自分の想いをうまく相手に伝えられない。西岡との出会いをきっかけに、言葉に対する能力を開花していく。
西岡正志(CV.神谷浩史)
玄武書房・辞書編集部に所属。見た目通りのチャラ男でコミュニケーション能力は高いが、辞書編集に興味はない。偶然にも書店で営業中の馬締と出会い、辞書編集にその能力を発揮していく。
林香具矢(CV.坂本真綾)
板前修行中。馬締が下宿している「早雲荘」の大家・タケおばあちゃんの孫娘でもある。「早雲荘」に住むことになり、馬締に興味を持つようになっていく。
雲田はるこコメント
「舟を編む」連載開始当初から、担当さんと二人で“世界一の「舟を編む」ファンである”事を自負してまいりました。そんな大好きな作品が、発刊から長年に渡って愛され続け、ついにアニメ化です。こんなに感慨深い事はありません。
しかもキャラクター原案としても関わらせて頂き、先日はアフレコにも立ち会わせて頂きました。冒頭の、荒木さんと松本先生がそば屋で語り合うシーン。後のお話を知っているからなのか、ムネアツだからか、声優さんの演技があまりに素敵だからか、涙がにじんで止まりませんでした。
声優さん方によって命の色が吹き込まれて行く様子はとても特別なものでした。これから絵も動いて、色もついて、我が子…というにはおこがましいですが、我が孫も同然のキャラクター達が動いて行く事、楽しみにしております。是非、皆様もご期待ください。世界一のファンから見ても、すごく良いアニメになりそうです。
三浦しをんコメント
アニメ「舟を編む」、順調に準備が進んでおります。シナリオ、絵コンテ、美術設定など、どれもこれも感嘆のため息が出てきます。スタッフのみなさまの情熱が詰まった作品になりそうで、とっても楽しみです!しかも、原作の連載当時からイラストを担当してくださった雲田はるこさんに、キャラクター原案としてご参加いただけるとは! 鬼に金棒だ。
先日、雲田さんと一緒にアフレコにお邪魔したのですが、キャストのかたがたも実力派ぞろいで、すごかったです……。登場人物に声を吹きこむとは、まさに命を吹きこむことなのだなと実感し、感激しました。
いまの段階でこんなに素晴らしいということは、完成品をテレビで拝見したら、私はどうなってしまうのでしょうか。感激死しないよう気をつけます。みなさまにも、放映開始を楽しみにお待ちいただければ幸いです。関係者全員入魂のアニメ「舟を編む」を、どうぞよろしくお願いいたします。
2016年10月よりフジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送
放送局:フジテレビ系ノイタミナ枠
キャスト
馬締光也役:櫻井孝宏
西岡正志役:神谷浩史
林香具矢役:坂本真綾
ほか
スタッフ
原作:三浦しをん
キャラクターデザイン原案:雲田はるこ
監督:黒柳トシマサ
シリーズ構成:佐藤卓哉
キャラクターデザイン:青山浩行
アニメーション制作:ZEXCS
・アニメ『舟を編む』公式@2016年10月(@funewoamu_anime) | Twitter
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